小説

森博嗣 「ダウン・ツ・ヘヴン」

読んだ。綺麗やわ…。こういうの読むと、なんかスッキリするなぁ。

安部公房 「飢餓同盟」

最近小説買ってへんなぁ、ということで本屋に行って適当に選んだ。生の狂気を描く、とか書いてあったのに惹かれて買った。乱暴に筋を書くと、クスリ(ヒロポンとか)使ってでかい事をして、世界を革命してやろうとするけど自滅みたいな。割と面白かった。そ…

佐藤博暉 「ラ・ラ・バイ(DVD特典用編集版)」

KEY THE METAL IDOL DVD BOXに付いてたやつ。本編終了後に"小説版"として書かれた(現在進行形?)ものの第一章を特別編集したものらしい。久しぶりにこの世界にどっぷり浸かって、一気に読んでしまった…。 "小説版"と言い張るだけあって、構成が結構違う。…

大槻ケンヂ 「ステーシー―少女ゾンビ再殺談 (角川ホラー文庫)」

友人Mに、読みたいなぁ、と言ったらくれた本。暫く寝かせとったけど、昨日寝る前に一気に読んだ。内容としては、結局ホラーとか超能力とかそういうんは属性であって、本質としては愛なんかなぁ。 発想は面白いし、詩的でぐちゃぐちゃ加減も結構好きなんやけ…

大槻ケンヂ 「新興宗教オモイデ教 (角川文庫)」

氏の小説を初めて読んでみたが、かなり好みかもしれん。完全に男性的な作品で、正直設定だけ見たら、どうやろう…?と思っとったんやが、綴られる人物達の情動は見事。どっかでロックは男が泣くものだ、という話を聞いたことがあるが、そういった意味では実に…

安部公房 「箱男」

昼寝後に読了。なんというか、夢野久作を思い出した。登場人物が曖昧で不安定、くるくると目紛しく変わっていく状況…。他の安部公房作品も2、3読んだが、スタンスはともかくとして造りがそれとは違っている気がする。ただ、夢野久作と決定的に違うのは、結局…

Victor Hugo 「Les Misérables (レ・ミゼラブル) I〜V」 ISBN:4102117016〜ISBN:4102117059

大学受験直前からコツコツと読み進めること早4ヶ月、遂に読了した。久し振りに(不覚にも)感動してしまった。とにかく話が面白く、わかり易く、それに個人的には、手塚作品で育ったせいもあるかもしれんが、作品を流れるヒューマニズムにかなり共感できた。ん…

貴子潤一郎 「12月のベロニカ」ASIN:482911486X

きむち経由でN氏に薦められて読む。 富士見ファンタジアなわけやが、一読した限り、中世を舞台にした推理小説といった趣き。しかしこれ、文体は微妙に拙いし、トリックは凡庸やし、友情と愛情に関しては結局有耶無耶になっとるし、使い古されたネタが多過ぎ…

森博嗣 「四季(愛蔵版)」

そういえば昨日読破。うわぁ、ほんまに全部つなげちゃったよ、が第一印象か。半分哲学っぽくなっとるけど、結構共感できた*1あたり森博嗣的思想に染まったなぁ、と自分を再認識した。 *1:一人で読みながら、「そうやんなぁ」とかつぶやく危ない人でした。

森博嗣 「四季(愛蔵版)」

昨日届いた。…辞書や、これ。いや、辞書より太い…。 今は夏の途中。

安部公房 「他人の顔」

ようやく読了。個人的には面白かった。Interestingな感じ。 顔一面にケロイドを負った男は、どうしようもない疎外感を感じる。 顔の無い人間は人間ではないのだろうか? 男は精巧な仮面を作り、妻を誘惑しようと企てる。 何のために?他人との繋がりの回復の…

森博嗣 「ZOKU」

買ってしまった。内容がかなり予想外で、こんなん出して大丈夫か光文社?と思った。 内容は、森博嗣の趣味爆発。ネタは、懐古趣味。その道にある程度詳しい人向け。 森博嗣のギャグ*1が好きな人しか買ってはいけない本やね。 元ネタは大体判った*2ので、個人…

安部公房

おもいっきり/.Jの影響だが、近所の本屋で砂の女を買ってきた。 さわりだけ読んだが、…これは面白い。

Phantom of Inferno ツヴァイ、読了。感想:微妙。 個人的には悟桐と志賀があっさり死んだのが残念。 DVD版ではもっと男っぷりを見せてたんやけどなぁ…。 しかしこれ、ゲラ校正とかやってなさそー…。 "Exquse me"とか言ってるし。 "やつらは俺達を監視してい…

Phantom of Infernoの小説版を柳から借りて読む。 DVD-Video版をやったがシステム的に失敗作だったので、 作品自体を再評価したいと思ったからだ。 で、"アイン"を読んだが、いや、これは小説向きやわ。 内容的にはテキストは殆ど同一やけど、主に前半部に加…