プログラミングGauche

我慢できずに予約注文したら、思いの他早く来た。まだ触りしか読んでへんが、27章構成の結構なボリュームだ。基礎知識はそこそこにEmacsの設定やテストのやりかたなんかを紹介しつつライブラリをなめていって、実用スクリプトを作りつつ最終的にはWebアプリ…

森博嗣「工学部・水柿助教授の日常」

この本は面白い。最近大学の帰りに電車で読んでるんやが、笑いを抑えきれずにニヤニヤして危ない人になるのが日課になりつつある。 本自体は大分前に出てたんやが、文庫出てから買おう、と思って待ってたらすっかり忘れて早4年…。この前、続編が文庫で出てる…

Paul Graham/野田 開「On Lisp」

Web上の日本語訳を読もう、読もうと思って今迄読んでへんので、この(ダラダラ過ごしそうな)連休中に本の形で読もう、と思って昨日の帰りに買った。 今迄Schemeばっか触ってきて,イマイチCommon Lispとかの流儀がわかってへんのでこの機会に理解できればいい…

宮村優子 / 磯光雄「電脳コイル 1」

つい買って読んでしまったわけやが、結構面白かった。ジャンルとしてはSFジュブナイルということになるんやろうけど、なんとなく俺の中では雰囲気が「となりのトトロ」に近い気がした。 いや、違うかもしれんが、そんな感じのノリで、子供専用の(大人になる…

ファインマン計算機科学

色々参考になりそうやったんで購入。物理学のほうで有名なファインマンの講義を元にした本。内容的には計算機アーキテクチャのさわりから、デジタル回路の基礎、チューリングマシン、情報理論まできて、ここから物理的側面へ入っていく。計算のエネルギに対…

遠藤寛子「算法少女」

ちょっと気になったんで買って読んでみた。児童書やが、話としてはまぁまぁ面白い。江戸時代中期を舞台として、和算好きの少女がその時代としては珍しく和算で身を立てる話。児童書ながら、女性著者ならではの人間模様の生々しさがうっすら見えるのが興味深…

Binary Hacks

http://0xcc.net/binhacks/ 部費で1ヶ月くらい前に買ってもらったが、最近ようやく読み始めた。あんまり内容知らずに買ったけど、かなりLinux/GCC向け。Linux使いが俺以外部におらん気もするが、cygwin環境でもMacOS Xでもいけるから、部に置いといてもええ…

埴谷雄高 「死霊 I」

前から気になってたんを買って読んでいる最中。まだ2章の途中やが、これは面白い。とにかく登場人物が、信念を持って喋りまくる。哲学的なのは好きやけど、小難しい哲学書を読むのはちょっと…みたいな人(俺)でも大丈夫な感じ。長い作品やが、緊張感を持って…

田原総一朗 「日本の戦後 (上)」

id:takamiism経由で某大図書館のをまた借りして読んだ 戦後史は実は殆ど知らんかったんやが、その状態で読んで非常にわかりやすかった。吉田茂始めキーパーソンに焦点を当てて時代を追っていく構成で、流れとともに人物のイメージや相関が掴みやすくなってい…

鶴見俊輔 「夢野久作と埴谷雄高」

図書室で見つけてしまったので、借りてみた。うーん、久作ファンとしてはたまらんな…。面白い。そのうち「百魔」とか茂丸の著書も読んでみようか。

SELinuxシステム管理 - セキュアOSの基礎と運用

O'REILLYのやつの邦訳。イメージは原書。休憩時間にふらりと本屋に行ったらあったんで、ぱらぱら見てみたら、Gentoo Linuxについてもちゃんと書かれとるねぇ…。購入。いや別に、それだけが理由ちゃうけどね。

計算機プログラムの構造と解釈 第二版*1

買ってみた。日本語がヤバいという評判覚悟で買ったんやが、凄い、序文の意味がわからんぞ…!頼むからもうちょっと有機的に訳して下さい…。 内容のほうはまだ読解可能やったんで、ちょっと安心。

Paul Graham/川合史朗 「ハッカーと画家」

やっと来た。配達された時刻は20時。なんか配達員の冴えないオッサンが、古い地図使って迷ったらしい…。 さぁ、じっくり読むか。テスト期間真っ只中やがな…(ニヤリ)。

安部公房 「飢餓同盟」

最近小説買ってへんなぁ、ということで本屋に行って適当に選んだ。生の狂気を描く、とか書いてあったのに惹かれて買った。乱暴に筋を書くと、クスリ(ヒロポンとか)使ってでかい事をして、世界を革命してやろうとするけど自滅みたいな。割と面白かった。そ…

大槻ケンヂ 「ステーシー―少女ゾンビ再殺談 (角川ホラー文庫)」

友人Mに、読みたいなぁ、と言ったらくれた本。暫く寝かせとったけど、昨日寝る前に一気に読んだ。内容としては、結局ホラーとか超能力とかそういうんは属性であって、本質としては愛なんかなぁ。 発想は面白いし、詩的でぐちゃぐちゃ加減も結構好きなんやけ…

大槻ケンヂ 「新興宗教オモイデ教 (角川文庫)」

氏の小説を初めて読んでみたが、かなり好みかもしれん。完全に男性的な作品で、正直設定だけ見たら、どうやろう…?と思っとったんやが、綴られる人物達の情動は見事。どっかでロックは男が泣くものだ、という話を聞いたことがあるが、そういった意味では実に…

森博嗣 「的を射る言葉 Gathering the Pointed wits」

本屋で見かけて、つい購入。お陰で電車の定期更新するん忘れた…。 内容は森氏が日記で書いていた”今日の一言”をテーマ別に並べたもので、N氏が好きかもしれない感じ。俺は割と好き。

安部公房 「箱男」

昼寝後に読了。なんというか、夢野久作を思い出した。登場人物が曖昧で不安定、くるくると目紛しく変わっていく状況…。他の安部公房作品も2、3読んだが、スタンスはともかくとして造りがそれとは違っている気がする。ただ、夢野久作と決定的に違うのは、結局…

Victor Hugo 「Les Misérables (レ・ミゼラブル) I〜V」 ISBN:4102117016〜ISBN:4102117059

大学受験直前からコツコツと読み進めること早4ヶ月、遂に読了した。久し振りに(不覚にも)感動してしまった。とにかく話が面白く、わかり易く、それに個人的には、手塚作品で育ったせいもあるかもしれんが、作品を流れるヒューマニズムにかなり共感できた。ん…

貴子潤一郎 「12月のベロニカ」ASIN:482911486X

きむち経由でN氏に薦められて読む。 富士見ファンタジアなわけやが、一読した限り、中世を舞台にした推理小説といった趣き。しかしこれ、文体は微妙に拙いし、トリックは凡庸やし、友情と愛情に関しては結局有耶無耶になっとるし、使い古されたネタが多過ぎ…

森博嗣 「四季(愛蔵版)」

そういえば昨日読破。うわぁ、ほんまに全部つなげちゃったよ、が第一印象か。半分哲学っぽくなっとるけど、結構共感できた*1あたり森博嗣的思想に染まったなぁ、と自分を再認識した。 *1:一人で読みながら、「そうやんなぁ」とかつぶやく危ない人でした。

森博嗣 「四季(愛蔵版)」

昨日届いた。…辞書や、これ。いや、辞書より太い…。 今は夏の途中。