産業メッセ 2日目

終わったー。バンザーイ…というわけにはいかんで、今後の活動へのフィードバックをする必要があるんでここでまず適当に纏めてみよう。

  • わかったこと
    • 解説をするときは出来るだけ段取り(会話の発展)みたいなものを決めておくと、会話が途切れないような気がする
    • 正しいことを喋っているかどうかは重要やけど、あんまり気にせずに喋ったほうがウケが良い
    • キャンギャルさんとかを使うにしても、気を配ってやったほうが、ぎくしゃくせずにこちらとコミュニケーションをとってくれるんで、説明の効率が良くなった(気がする)*1
    • あんまり役職とか気にせずにガンガンやることをやっていったほうがスムーズにいく
  • 微妙だったこと
    • 外国の人への対応が困った
    • 眼鏡とかつけてる人が多かったが、HMDの画面が見えたり見えなかったりして、結局どう対応していいのかよくわからなかった

ああ、そうそうステージのほうは上手くいったわ。別に俺は何もせずにビデオ撮ってただけやけど、ほぼぶっつけ本番でやった人らで、午前と午後で一人入れ替わっても、概ねスムーズに進行した。司会進行サポートシステム*2を付けてやってるんやけど、これが初の(司会がステージの内容を知らない)実証実験だったらしい。
で、佐々淳行さんの講演は、聴講券は結局来んかったけど普通に入れたんで聞いてきた。テーマは企業の危機管理。
まず最初に非常時の対応として、自助、互助、公助という順番で民間人は対処すべきである、ということを言った上で、阪神大震災での例を挙げて、災害時に車に乗っていた人の60%は出勤しようとしていた、という事実を挙げ、社長とか企業システムの管理者以外の一般の社員は、災害時は会社には出勤しないほうがかえって公助の助けになるし、まず家族や近所の安全確保(自助、互助)に力を注ぐべきである、というようなんが前置き。
本題は企業のコンプライアンスについて。今迄危機管理と言ってきたけども企業に於いて現在問題になっているのはコンプライアンスというものであると。これは法令遵守と訳されるけども違う、と。個人情報保護法ができた一方で内部告発をした人を罰せられないという法律もできていて、そのせいで西武であったり、道路公団であったりが憂き目にあっていっているけども、そもそも内部告発の芽のようなものを摘みとる(コンプライする)ような役、コンプライアンス オフィサーを副社長などの監査役が務めて、企業の悪いところを社員から吸い上げて、その問題を早急に解決して公表するのが肝要である、というようなんが本筋かな。
途中で政治の話もしてたんやけど、それも上手いこと危機管理と結びつけて話てたりして、それも面白かったんやけど微妙に時間オーバー気味やった。
そういえば、佐々さんはちょっと前に腰椎の椎間板が内側に出てくるという、ぎっくり腰と逆の症状になって暫く入院していたらしい。去り際に気付いたが、歩くときは杖をついていた。

で、終わったあとには居酒屋でチームつかもと副理事でもあるソリューションクルーの藤原さんを囲んで食事。セキュリティ関係の話であったりとか、かなり色々有益な話を聞けて、かなり満足。
いやぁ、今回のイベントは勉強になったわ…。

*1:いや、そもそもキャンギャルに説明不足だった感があるかも。俺ら自体が手探りやったから仕方無いんやけども。

*2:頭にHMD、腰に小さいPCを装着して、無線LANでオペレータからの指示や台詞なんかが表示されるシステム。