おジャ魔女どれみシリーズ 視聴完了

春休みから猛烈なスピードで見まくってたおジャ魔女どれみのTVシリーズ(4年分)+劇場版2本を、ようやく見終わった。(画像は2本目の劇場版)
これは、凄い。
最初はあんまり期待してなかったんやが、思ったより面白かったんでどんどん見ていったらどんどん面白くなっていって止まらなくなった。
まず、脚本が普通に泣ける。展開も基本的に破綻していないし、安心して見られる。作画は最初は普通やが、シリーズを追う毎にどんどん良くなる。音楽も良くて、特に劇場版(カエル石)のあの曲とか第4シリーズ最後のあたりのFriendsなんかは映像と合わせると、それだけで泣けそう。
しかし何と言っても演出のレベルが高い。特に山内重保、五十嵐卓哉*1、細田守演出の回は(当然ながら)見てすぐわかるくらい違う。何が違うって言われると困るけど、アニメは面白いメディアなんだよ、って普通の人に主張できるレベルになってる(と個人的には思うんやけどなぁ)。他のローテーションに入っている人達も上手い人が多かった。惜しむらくはギャグ回があまり面白くなかったことやが、例外として第4シリーズでの長峯達也*2演出回(13、24)はハジけていて良かった。

かなり息の長いシリーズなんで全部が全部良かったとは言わんけど、各方面のスタッフのレベルが高い、子供向けアニメとしてはかなり珍しい作品なんちゃうやろうか。子供向けやから、と言って敬遠するのは損。

さて、あとはOVAシリーズを残すのみ。じっくり見よう。

*1:最初はそうでもなかったが、後半になるにつれどんどんクオリティが上がっていった気がする

*2:今は何やってるかと思ったら、新しいデジモンの映画(asin:B000N2H9LI)とかやってたりするようだ。