ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序

先週「行くかー?」と言ったら「行くかー。1日は安いし。」ということになったので、N氏と見てきた。
今回は4部作の最初で、基本的にはTVシリーズの最初のあたり(ヤシマ作戦まで)を踏襲した形で話が進む。どうやら次作あたりから色々話も含めて変えてくるらしい。
見た感じの感想は、アクションシーンは凄かった、という感じ。
冒頭、いきなりシンジ君の顔がちょっと…という感じになってたが、その後も(特に前半の)キャラ作画はあんまり統一感がなかった印象。別に悪くはないんやけど、ヤシマ作戦立案のカットなんかは「ボンズです」という感じの作画過ぎてちょっと笑ってしまった。影の付け方が違ってるとやはり違和感はある。
しかしアクションシーンは作画も演出も良かった。半分くらいCG(特効/撮影含む)の勝利という気がしないでもないけど、それを抜きにしてもかなり凄いし、それらのレイヤがちゃんと組合さって凄いものが出来てる。アクションに関しては特に文句なし。メインの見所として、見る価値はある仕上がり。

でもやっぱり日常ドラマ部分がどうも…。基本的にコンテはTVと一緒なんやけど、間が無い分どうも演出がしっくり来ない。話が詰め込みやから仕方ないんやけど、考える間がないというか、普通に初見の人やと情報が処理しきれん気がするなぁ。従来ファン向けの作りということか。

あとどうでもええけど、録音が悪いのか、声優の声と一緒に高周波ノイズ?が載りまくってる気がした。時かけDVDのときと同じ感じ。多分映画館の問題とちゃうよなぁ…。

まーつらつら文句書いたけど、ともかく今作の最後に煽るように付いてた予告にのせられて、続きに期待しておくかなぁ、という気分。きっと次からは話も再構築してくれるに違いない。