リトルバスターズ!

リトルバスターズ! 初回限定版

うーむ、こんなことやってる場合ちゃうような気がしつつも、やってしまった。とりあえずTRUE ENDまで完了。

どこぞに「良くも悪くもKEY作品」という評があったが、確かにそんな感じ。いや、KEY作品として押さえるべきポイントを微妙に外してしまったような気もする。
従来のKEY作品では結構泣きまくってきた俺やが、今回はそうでもなかった。唯一ちょっと来てしまったのはTRUE END前の真人(筋肉バカ)が去っていくあたりのみ。なんとなくシナリオ全体がトーンダウンというか展開不足になってるような気がしないでもない。なんというか、感動を畳みかけるような展開はなかったなぁ、という印象。TRUEのシナリオでもうちょっと何かあると思ってたら終わってしまったので、肩透かしを食らった、というのが正直なところ。で、泣けなかったので色々展開の無理なところが気になりだして、やや冷めてしまった。ヒントがちりばめられ過ぎててやや冗長な感じになったのも要因か。
個別シナリオも今ひとつ。個人的には葉留佳のシナリオなんかが聞いててつらい感じが好きなんやが、いかんせんまとめ方がなぁ…*1。クドのシナリオに至っては最終的に説明もなく超展開してしまったので、着いて行けんかった…*2

まぁ、ボリュームとしては十分やし、シナリオも各ヒロインで趣向を変えたり、ゲームシステム自体も細かいところに気が利いてたり相変わらず音楽が良かったりEDが個別に違ったり完成度は高くて良作やとは思うんやが、俺はCLANNAADのほうが好きかなぁ、と。

*1:おいおいそこで設定捨ててハッピーエンドかよ、と

*2:TRUE ENDまでやったら理解できるけど、最初に見ると意味不明…